28/11/2007
■ フロマージュ・ド・テート滋樹風
フロマージュ・ド・テート Fromage de tête という料理、皆さんご存知ですか?
僕の大好きなフランスのお惣菜の一つですが、フランスに行った方は、
現地のシャルキュトリー Charcuterie*でご覧になったことがあるかと思います。
本来この料理は、豚の頭、タン、豚足などを煮込んでテリーヌ型で固めて作るのですが、
日本でこの料理を作るとなると食材集めが難しい!
特に豚の頭は手に入りにくい食材の一つですからね~。
豚の頭と聞いただけで、引いちゃう人もいるかも‥。
ちなみにフロマージュはチーズの意味の他に、(ゼラチン質で)固めたテリーヌの様な料理の
意味もあるので、覚えておいてくださいね。
僕が初めてこの料理を食べたのはフランス南西部の街、トゥールーズの市場の中にあった、
きわめて大衆的な食堂で食べたときです。
その時、僕はこの街で開催される有名な国際オペラコンクールを受けるために滞在していました。
ちょうどパリからやって来て、このコンクールの模様を取材していた、若い女性フランス人ジャーナリストと
コンクールの予選の間に親しくなり、美味しい店があるからと連れて行ってもらったのでした。
このお店の料理は、普通の日本人がイメージする繊細なフランス料理とは正反対の、
実に野生的でダイナミックな料理ばかり。
豚足料理を、地元の男性客のみならず、この若いフランス女性ジャーナリストも
美味しそうに食べている光景に、やはり肉食民族はパワフルだなーと、
かなりのインパクトを受けた記憶があります。
さてさて今回僕は、日本でも手に入りやすい食材で作ってみました。
タンや豚足は手に入りやすいから問題ないのですが、足りない食材を補って風味を出すため
市販のアイスバインとそのスープも使ってみました。あと香味野菜やハーブ、コニャックなど。
写真のフロマージュ・ド・テートはこの前の日曜日に作ったもので、
昨夜テリーヌ型から出して切り分けてみたところ、味がしっかり馴染んで固まり具合も完璧でした。
ちょっとお洒落な感じにセルフィーユ(チャービル)を飾ってみましたが、
この料理の工程は実に時間と手間がかかり、ワイルドな男の料理って感じです。
これから年末のパーティーシーズンには、我が家に友達を呼んで食事会を開く計画を立てていますが、
その試作の意味も兼ねて作ってみたこのフロマージュ・ド・テート。
会心の出来となったので、オードブルの一つはこれで決まりです!
*シャルキュトリー Charcuterie:
ハム、ソーセージ、パテなどを売る店。
火を通した(煮た、加熱した)肉を意味するフランス語 chair cuite に由来すると思われる。
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Shigeki Kanno/Opera Singer
27/11/2007
今日の The Daily Yomiuri にとり上げられていた記事
「スペインの95歳のおばあちゃんのブログが世界中で大人気」
この話題は、すでに11月はじめ頃から、インターネットのニュース等でもとり上げられていたみたいなので
すでに知っている人も多いと思いますが、僕は今朝、この新聞記事を読んで初めて知りました。
話題のおばあちゃんは、スペイン北部ガリシア地方に住むマリア・アメリア・ロペス Maria Amelia Lopezさんです。
彼女は、ごくごく普通のスペインのおばあちゃん。もちろん彼女は始めインターネットの知識は皆無で
「インターネットって何ぞや?」って感じだったので、ブログなんて言葉も知らなくて、
紙で出来たノートブックの一種と思っていた程度みたいです。
それもそのはずスペインでは65歳以上のインターネット利用率は他のヨーロッパ諸国の平均より
下回っているそうで、95歳のマリアさんがインターネットやブログという言葉を知らないのも当然ですよね。
でも、マリアさんのすごいところは、孫がPCに向かってインターネットを使っていることに興味を示し、
「私もやってみたい!」と思ったという好奇心の強さ!
そこでマリアさんの誕生日に、お孫さんがブログをプレゼントしてくれたのが始まりなのだそうです。
今、マリアさんのブログの購読者は約6万人。
彼女曰く、「私の年になると、普段は誰からも見向きされないのですが、
インターネットは私に生きがいを与えてくれました。世界中のいろいろな国から様々な若者が
自分の事を話してくれたり、時には人生相談まで持ちかけられることもあるんですから‥」
僕もマリアさんのブログに興味津々。今から彼女のブログを読んでみようと思います。
マリア・アメリア・ロペスさんのブログ
A mis 95 años / 95 years old blogger
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Shigeki Kanno/Opera Singer
16/11/2007
↑今夜の我が家の食卓より:僕の特製「伊豆・稲取産金目鯛の煮付け」
昨日の小春日和から一転、今日の東京は寒い一日でしたよ。
寒気がジワジワと関東地方にもおりてきているそうで、
今夜はこの秋一番の冷え込みになるかもね。今週末は寒くなりそう‥。
さて、これから冬に向かって、旬を迎える魚介類がたくさんありますが、
今日はその中から、僕の大好きな金目鯛を紹介します。
金目鯛は、11月頃から脂が乗って肉質も柔らかく、とても美味しくなりますね。
今回、僕が煮付けに使った金目鯛は、伊豆の稲取で水揚げされた特選品(釣り物)です。
稲取の金目鯛は別格扱いで、美味しさも格別!
そして、僕が金目鯛が好きなもう一つの理由は、なんといっても鮮やかな赤い体の色で
名前のとおりキラキラと輝く大きな目など、とても美しい姿の魚だからです。
上の写真を見てもわかると思いますが、煮付けてもこんなに鮮やかな色を保っています。
この鮮やかな素材の色を最大限に生かすために、調味料もこだわりました。
まず、醤油。僕は入正の「生しぼりしょうゆ」を選んでみました。
この醤油は、色はうすくち、旨みはこいくち醤油の特徴を持ち合わせているので、
素材の持ち味を大切にしたい煮物に最適です。
みりんは「福来純 本みりん三年熟成」を使いました。料理に旨みと深みが増します。
もちろん、魚の煮付けに向く日本酒も惜しげなく使いました。
付け合せの野菜は、京都のほうれん草です。
きわめてシンプルなイタリア製の白い食器に盛りつけてみましたが、
素材の色がさらに引き立ちました。
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Shigeki Kanno/Opera Singer
14/11/2007
毎週水曜日はNHK BS2で放送される、海外人気ドラマ「デスパレートな妻たち」
Desperate Housewives を楽しみに観ています。
2004年にアメリカABCで第1シリーズが放送され、全米で大ブレーク。
日本でも2005年から放送されて、今年の秋からは第3シリーズに突入しました。
ウィステリア通りに住む、4人の女性達のまわりで巻き起こる、ますます予想のつかないドラマの展開に、
(まるでオペラのライトモティーフの様にストーリーが複雑に絡み合う感じかな‥)毎回僕は釘付けです。
もし、僕たちの実社会で、このドラマの中で起こるような大事件が起こったらとてもじゃないけど、
そんなストーリーもシリアスな感じならずに、軽快なミステリー&ユーモアー溢れるタッチで楽しませてくれて、感心してしまいます。
毎回必ずドラマの終わり近くになると、亡くなったメアリー・アリス役による閉めのナレーションがあり、これが僕はとても気に入っています。
まるで天からの声の様に登場人物の心理を見透かしていて、それが僕には人間の愚かな行為を戒める格言めいた内容にも思えて、ピリッとスパイスが効いたエンディングだと思うからです。
さて、「デスパレートな妻たち」に関するちょっと心配なニュースが!
5日から始まった、アメリカ脚本家団体によるストライキで、「デスパレートな妻たち」の撮影が中止されたようです。
DVD販売やインターネット配信などの際に、脚本家が受け取る報酬の大幅アップを、雇用主のTV団体などが受け入れを拒否したからです。
正にデスパレートな状況!ファンの一人として、是非とも早く撮影再開となる事を願います。
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Shigeki Kanno/Opera Singer
04/11/2007
なんてホンワカとした温かみのある色使いの絵本だと思いませんか?かわいいね!
これは、今年の「いたばし国際絵本翻訳大賞(板橋区立図書館主催)」の募集作品、
イタリア語部門 Beeelinda fuori dal gregge の表紙です。
このイタリア語のタイトル Beeelinda fuori dal gregge の翻訳ももちろん審査の対象になっているので、
あえて僕はここで日本語に訳しませんが、このタイトルを見ただけでどんなお話なんだろうとすごく興味が湧いてきました。
この翻訳大賞、パンフレットの説明によると、想像力豊かな優れた翻訳を通し、
国際理解と文化協力に寄与することを目的に翻訳作品を募集、テキストとなる絵本は北イタリアの古都ボローニャの児童図書展より今年寄贈されたものから選ばれたそうです。
イタリア語部門の他にも、英語部門 LUCIA AND THE LIGHT という作品があり、合計 2部門がありますので、
絵本が大好きな方や語学に自信がある方、挑戦してみてはいかがでしょうか?
申し込み締め切りは2007年11月12日(月)までですが、テキスト数に限りがあるので(テキスト代は参加費に含まれる)予定数がなくなり次第締め切られるようです(詳しくはこちら)。
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Shigeki Kanno/Opera Singer
